地鎮祭 式典の流れ その2 (祝詞奉上~地鎮の儀)

【地鎮祭 式典の流れ】  

祝詞奏上~地鎮の儀 までの式典内容

*地鎮祭での式典内容を簡単にご説明させて頂きます

(私の周辺の内容ですので、地域や宗教による違いはあると思いますがご了承下さい)


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* 祝詞奏上 (のりとそうじょう)

神さまのご守護により願い事が成就するよう祈念します

『祝詞奏上(のりとそうじょう) 皆さんご起立ください』 

の神主さんのお声で全員起立します

『頭をお下げ下さい』 

のお声で起立した状態で少し頭を下げます 

神主さんが神前に進み二拝し、「祝詞文」 を取り出し読み上げます

読み終わると 『お直り下さい!ご着席ください』 

と神主さんが言われますので、頭を上げ、着席します

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* 切麻散米 (きりぬささんまい)

* 四方祓の儀 (しほうはらいのぎ)

建築敷地を祓い清め地鎮祭の無事完了を祈願するとともに、これから始まる建築工事の関係者に「禍」がおよばないようにするための儀式です。

神主さんが神前に進み、「切麻」をとり敷地の

四方(東北・東南・西南・西北) および中央に切麻を撒いて祓い清めます。

お施主さまが一緒に付いて行く事もありますが、大体は神主さんだけが四方をお清めしますので、参列者は座って静かに待っています

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* 地鎮の儀 (じちんのぎ)

その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」 初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」 初めて土をならず「土均(つちならし)」 を行います。神主さんが鎮め物を納めます

最初に 設計士さん 草を刈る「刈初(かりぞめ)」 を行ってもらいます

設計士さんは神主さんから【鎌(木の作り物)】を受け取り左手を上、右手を下にして受け軽く会釈をした後、盛砂の位置に進み右手を上、左手を下に持ちかえます。

そして左足を半歩引き、【鎌】を真向こうから手前へ草を刈るような仕草を三度繰り返します。

この時に 「えい・えい・えい」 との掛け声を掛けるます。

「忌草」(イミクサ)を刈り神主さんに鎌を返すときには、左手を上、右手を下に持ちかえて神主さんに渡します。 

次に 御施主様に 初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」 を行ってもらいます

御施主様は神主さんから【鍬(木の作り物)】を受け取り左手を上、右手を下にして受け軽く会釈をした後、盛砂の位置に進み右手を上、左手を下に持ちかえます。

左足を半歩引き、【鍬(くわ)】を真向こうから手前へ土をおこすような仕草を三度繰り返します。

この時に 「えい・えい・えい」 との掛け声を掛けるます。

次に 神主さんが 鎮物を盛砂に納めます

次に 施工業者さんに 土をならず「土均(つちならし)」 を行ってもらいます

施工業者さんは神主さんから【鋤(木の作り物)】を受け取り左手を上、右手を下にして受け軽く会釈をした後、盛砂の位置に進み右手を上、左手を下に持ちかえます。

左足を半歩引き、【鋤(すき)】を真向こうから手前へ土をならす様な仕草を三度繰り返します。

この時に 「えい・えい・えい」 との掛け声を掛けるます。

参列者の方は座ったまま静かに地鎮の儀が終わるのを待ちます

 

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ここまでは、参列者の皆さんはほとんど立ったり座ったりだけで、特にすることはあまり無いと思います。

もしも、足の悪い方や妊婦さんなど 立ったり座ったりがしにくい 方など居られましたら、事前に神主さんに言っておいて無理に 立ったり座ったり しないようにしておいた方が良いと思います。全く問題はありませんから

(地域や宗教等により違いはあると思いますがご了承下さい)

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